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2012年5月 1日 (火)

カキツバタ、見ごろです!

1年延期されて、ようやく始まった
特別展『KORIN展』
国宝「燕子花図」と
メトロポリタン美術館所蔵「八橋図」

ちょっとは少ないかな~との思惑から、本日行って来ました。
甘かった・・・
シンポジウムに抽選落ちしスライドレクチャーでも聞こうと思って、開館前に根津美術館へ到着。
すでに、200人ほどアプローチに並んでらっしゃいました。
老若男女、すごい熱気です
「本日、庭園のカキツバタは130輪ほど咲いています」とのアナウンス。
いいバランス
作品のみならず、お庭にも期待が高まるぅ

今回100年ぶりに並べて展示される「燕子花図屏風」と「八橋図屏風」は、平安初期に作られた「伊勢物語」から発想された作品。
5年ぶり?に観る「燕子花図屏風」、やっぱりカッコイイ
六曲一双の屏風は、金箔の背景に群青と緑青の濃淡で、文様的にふっくらとデフォルメされたカキツバタが描かれていて、非常に奥行きを感じます。特に左隻のカキツバタは足元に迫ってくるようです

初めて観る「八橋図屏風」、大正時代に海を渡りメトロポリタン美術館に所蔵されて以来、状態が悪いのを理由に里帰りできなかった作品です。
同じく六曲一双の屏風。右隻から左隻にかけて対角線上に八橋が描かれています。カキツバタは「燕子花図屏風」ほどデフォルメされておらず、本物のカキツバタに近い印象です。
橋や橋を支える桁はたらし込みを使って、苔むした感じが表現されています。

スライドレクチャーでの解説によると、当時の文化人たちは教養も高く、カキツバタのみの表現でも「伊勢物語」を暗示していると理解できていた。そして、約10年後に描いた「八橋図屏風」は、物語性の回復を狙ったのではないか?ということだそうです。

尾形光琳の作品は、どれも非常にデザイン的。
よく言われるのが「高級呉服商”雁金屋”に生まれ、育った環境が影響している」ということ。
確かに、弟で陶工の尾形乾山も装飾品な作品が多い。性格は派手好きで放蕩息子の光琳とは正反対の堅実で地味な乾山、しかし育った環境の影響はしっかり受けているんですね~。

特別展『KORIN展』は根津美術館で5月20日(日)まで

Korin

庭園のカキツバタも雨の中、美しい表情で咲いていますよ

Photo_30

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